まだ若いのに、自分の心に響くのは演歌のみ、と大手レコード会社の「テイトウレコード」に就職した青年越川逹は、1年半の営業部勤務で修行した後、念願の制作部に異動します。
しかし彼が異動したのは、演歌を担当する部署ではなく、新しく設立された、どちらかと言えば若者向けの音楽を担当する部署。
そこで女性ディレクターの薫陶を受けながら、「演歌の逹」と呼ばれる日が来ることを目指して、越川逹は音楽を作る様々な人たちと正面からぶつかることで成長し、ヒット曲を作っていきます。
こういう熱血サラリーマン物はヘタすると説教臭がしたり、主人公があまりにうざかったり、サラリーマン離れしたスーパーマンだったりしますけど、このマンガの主人公はすごい頑張り屋の青年だけど等身大の人物で、感情移入がしやすい。
このマンガが描かれた時代から、音楽業界はものすごく変わってしまいましたが、それでも演歌自体はいまだに残っています。
人間、歳を重ねると、ああいう音楽が心に染みるようになっていくんでしょうかね。
このマンガ、私は紙でも電子書籍でも持っているけど、実は電子書籍はKindle版ではないのです。
どうしても電子書籍が欲しくて、でもあの頃はKindleは発売されていなくて、違う電子書籍を購入してしまいました。
電子書籍も統一された規格になっていれば良いのになぁ。でもどうしても読みたかったんだよね。