音楽をテーマにしたマンガは沢山ありますし、傑作も多いと思いますが、中でも私が特に気に入っていて、何度読み返したか分からない作品が、一色まことさんの「ピアノの森」です。
全26巻のコミックですが、この作者は筆が遅くてなかなか先に進みません。それでも楽しみにしていた完結編がやっと出てスッキリして、また最初から読み返しました。それも何度も・・・。
私が読んだのは紙のコミックですが、これは家族のものなので、私はKindle版を揃えていこうかと思っています。それくらいの価値はありそう。
物語は「森の端」という歓楽街で街娼の子として生まれた少年・一ノ瀬海が、同じ小学校に転校してきた日本有数のピアニストの息子・雨宮修平と親しくなった事から、事故でピアノが弾けなくなった音楽教師の阿字野壮介の指導を受けて逆境の中でピアニストとしての道を歩む姿を描いた作品です。
どこかユーモラスなところもありますけど、聴衆を惹きつけて離さない一ノ瀬海の演奏が日の目を見ていく過程に素晴らしい感動があり、音楽に打ち込む人たちのそれぞれの姿にも、家族のあり方や人と人との出会いが魅力的で、愛を感じる作品です。
好みはあると思いますが、私はこのマンガが大好きだし、人にもおすすめしたいですね。
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