2016年の「このマンガがすごい!オトコ編」の1位になった風変わりな冒険ファンタジィ・コミックが、九井諒子さんの「ダンジョン飯」です。
突如出現したダンジョンの奥深くには、一千年前に滅亡したはずの黄金の王国が古の魔術師により囚われているという。
その邪悪な魔術師を滅ぼし王国を解放した者には、その財宝全てが与えられると告げられた事から、国中から財宝目当ての冒険家たちがこの地に集まり、ダンジョンに巣食うモンスターを退治しながら地下深くを目指す。
凶暴なレッドドラゴンに襲われ、妹の僧侶ファリンを食べられてしまった戦士ライオスは、食料も装備品も不足している中で、ファリンを救うために再度ダンジョンに向かうが、食糧不足を解消する手段として思いついたのが、倒したモンスターたちを食料として利用することだった。
ダンジョンを進むRPGゲームのような設定のファンタジィでありながら、そこに架空の食材を使ったグルメ・マンガの要素を加えて、仲間たちの滑稽な会話などが楽しいコミカルな作品です。
現実には誰も食べたことがないし、それどころか永遠に食べられない食材であるスライムやバジリスクやマンドラゴラなどを料理するマンガで、これが意外と美味しそうに見えるのが笑える。ただ単に食べることがメインのグルメ・マンガというよりも、全体的にはゆるい雰囲気の冒険ファンタジィで、この雰囲気がまたいい感じです。
それぞれ個性的なキャラクターと、奇抜なモンスターと、おかしなアイテムがユニークで、ユーモラスで独特のアイディアが素晴らしいです。
これからどんな風に展開していくんでしょうかね?見当も付きませんが楽しみです。
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